2007年5月18日金曜日

リンパシリーズ(4) リンパの働きは2つある

オールトBB株式会社
日本リンパマッサージ協会
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【リンパの働き】

リンパの働きは、大きく分けて2つに分けられる。

①【免疫】 リンパには、細菌などを退治し、体を病気から守る働きがある。 リンパ節がフィルターの役割を果たし、老廃物や細菌を濾し取って、全身に細菌が回って、風邪をひいたり、病気にならないようにしています。

老廃物が含まれたリンパ液はリンパ節という場所に運ばれ、ここで有害な細菌などをリンパ球が攻撃して死滅させるのです。リンパ液が正常に流れていればこの機能が有効に働きますが、流れが悪くなると細菌の勢力が強くなり、免疫機能は低下して、病気にかかりやすくなります。

つまりリンパの腫れた状態も免疫力が低下していることを意味します。また、リンパ球は一度戦った細菌やウイルスの性質を記憶しており、同じ病原菌が再度侵入したとき、抗体を産生して身体を守る生体防御の能力を持っている。

リンパ球は寿命がくれば死滅するが、この記憶は新しく作られるリンパ球にも延々と引き継がれ、いわゆる免疫機能(ハシカやおたふくかぜは二度罹りをしない)を発揮します。

②【排泄(老廃物運搬)】

老廃物は、通常は静脈に取り込まれて心臓まで戻ってきますが、静脈に入りきらないあふれた分の老廃物はリンパ管に流れ込み、リンパ液となります。 つまり、リンパは、静脈では回収しきれない老廃物を回収するシステムと言うことができる。 静脈を渋滞している道路に例えると、リンパは、渋滞の抜け道(バイパス)のようなものといえます。

Reported By Peter McCallum

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