2007年5月30日水曜日

血液シリーズ(3) 免疫反応

オールトBB株式会社
日本リンパマッサージ協会
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             【免疫反応】

 ウイルスや細菌などの病原体は、呼吸器官や皮膚、粘膜の傷などから体内に侵入してきます。この侵入した異物(抗原)に対して、免疫反応という特別の防御システムが働いて、病気の予防をします。その主役は白血球の一種であるリンパ球で、特にB細胞と呼ばれるものです。

リンパ球(B細胞)は病原体に直接接触するか、あるいは病原体を貧食したマクロファージ(血液中の単球と呼ばれているものの血管外での名称。好中球の親類)に接触して、病原体の情報を得ると、たくさんの細胞に分裂し、抗体というタンパク質を大量につくり出し、血漿中に放出します。

この抗体は病原体(抗原)に結びつき、無害なものに変えてしまい、マクロファージが食べやすくします。このように体は自分の力で病気を防ぎ、ふつうのかぜなら一週間くらいで治ってしまいます。さらに、生涯二度とかからないとされている麻疹(はしか)や水痘は再び感染することがあっても、病気が発症することにならないのは、この免疫があることによります。

体内に入って来た細菌などの異物を食べるなどして体を守るのは白血球のうちマクロファージと顆粒球の働きです。マクロファージを基本にして進化の過程で顆粒球とリンパ球が生まれました。ヒトの成人抹消血液の全リンパ球の中に占めるそれぞれの割合は、以下のようです。 

               マクロファージ    5%
                リンパ球      35%
                顆粒球        60%

リンパ球の比率は35%を中心にして自律神経の支配を受けて30%から45%と変動します。リンパ球が20%~30%だと体調がすぐれず、なにかの病気、特に顆粒球増加による組織障害関連の病気が発症します。

一方、リンパ球が45%以上の人は、肥満、運動不足や排気ガスや有機溶剤等の吸入がないか注意が必要です。

Repoeted By Peter McCallum

2007年5月29日火曜日

血液シリーズ(2) 白血球の種類と役割

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日本リンパマッサージ協会
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               白血球の種類と役割【白血球の種類】  

白血球の機能は一口で言うと、「外敵から体を守る」ということになりますが、白血球は赤血球や血小板と異なり、多くの種類があると同時に、作用もそれぞれ違っています。作用は大別すると、細菌などの外敵を食べ、殺すということと、免疫をつくるということです。白血球の種類としては、顆粒球とリンパ球が主なものです。なお、白血球は血液細胞では唯一細胞核をもっています。

【顆粒球とその働き】  

顆粒球は、核の他に細かな顆粒を多数持つのが特徴です。さらに、細分すると好中球、好酸球、好塩基球ということになりますが、数では好中球が圧倒的です。大きさは、直径10~15ミクロンです。顆粒球は、体内に細菌などが侵入したとの情報により、

1. アメーバ運動により現場に急行し、(遊走)
2. 相手にくっついて捕らえ、(粘着)
3. これを細胞内に取り込み、(貪食)
4. 顆粒を破裂させて酵素を出し、(脱顆粒)
5. この酵素により細菌を溶かして殺し、消化します。(殺菌)

 こうした仕事をした顆粒球はその生命を終えますが、この死骸が「膿」といわれるものです。顆粒球は、血管の中だけでなく、血管壁をすり抜けて組織中にも移動します。顆粒球の寿命は短く、2週間程度とされています。

【単球:マクロファージとその働き】  

白血球の中で最も大きく、直径17~18ミクロンですが、数では全白血球の5%程度です。顆粒球に比べ、顆粒はわずかしか含んでいませんが、できる過程も顆粒球と類似点が多いとされています。血管の中にある間は単球と呼ばれますが、組織内に出るとマクロファージ(大食細胞)となります。貪食、殺菌作用の他、酵素などの分泌、免疫反応への関与もあり、多彩な機能を持っています。寿命の終わった赤血球は脾臓や肝臓のマクロファージが処理します。

血小板によって出来た血液凝固物はマクロファージが処理し治癒します。顆粒球が引き起こした化膿性の炎症は、外に排泄するか、組織内で排泄できない場合はマクロファージが貪食により吸収してしまいます。リンパ球の引き起こしたアレルギー炎症のため浮腫や繊維化が起こった組織は、やはりマクロファージが吸収し治癒に至ります。

【リンパ球の種類】  

白血球には、このほかリンパ球があります。大きさは大型で10~16ミクロン、小型で7~10ミクロンです。リンパ球を大別すると、T細胞とB細胞があります。寿命はT細胞では平均4~6ヶ月ですが、20年以上のものもあります。これに対し、B細胞は2~3日のものから5~7週のものまでと、短くなっています。リンパ球の機能は、免疫作用です。

Reported By Peter McCallum

2007年5月28日月曜日

血液シリーズ(1) 血液とその働き

オールトBB株式会社
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              血液とその働き 

血液は全身に酸素や栄養を送り届け、炭酸ガスや老廃物を受け取って体外に排出する働き(赤血球)を持っています。また、体外から進入してきた細菌やウイルスなどの異物を排除(白血球)したり、傷からの出血を止める(血小板)など、生命維持になくてはならない重要な役割を果たしています。【

酸素を運ぶ赤血球 

赤血球は酸素の運搬をします。赤血球の形は平たく中心のへこんだドーナツ型をして柔軟性に富み、細い毛細血管(髪の毛の1/10)の中でも形を変えて通れるようになっています。赤血球の主な成分はヘモグロビンという鉄をもった物質で、これが酸素を体中に運ぶ主役です。

赤血球は肺の中で酸素を受け取り、ヘモグロビンと結合させます。動脈を通って全身の毛細血管へ行き着くと、酸素はヘモグロビンから離れて、細胞の中へ入っていきます。 細胞が酸素を使ってエネルギーを得ると、二酸化炭素を生じます。この二酸化炭素は血漿中に溶け込み、肺まで運ばれます。そして、静脈を通って心臓に入り、再び肺へ戻って二酸化炭素と酸素の交換(ガス交換)をします。

Reported By Peter McCallum

2007年5月25日金曜日

ファイトケミカル(機能性成分)と果物、野菜との関係

オールトBB株式会社
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ファイトケミカルとは((第7の栄養素?)

植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために作り出した、ヒトの体に重要な働きをする、ビタミン、ミネラルとは異なる物質。従来、ヒトの体に必要な栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの五つと考えられてきた。最近はそれに食物繊維を加えて、これを第6の栄養素としていた。しかし、1980年代になって、このファイトケミカルが発見されてから、これが「第7の栄養素」とよばれている。

「ファイト」はギリシア語で植物の意味。野菜、果物、豆類に多く含まれる。その種類は数千種類に上り、これらはカロテノイド群、ポリフェノール・フラボノイド群、硫黄化合物群に分けられる。おもな働きは、癌や動脈硬化、老化などを促す活性酸素を消去する抗酸化作用。従来の栄養素と異なり、不足してもすぐに欠乏症を引き起こすことはないので、健康を保つための栄養素という位置づけ。必要量は1日に、いろいろな野菜を350グラム以上、いろいろな果物を200グラムぐらい食べることが目標とされている。 

【5大栄養素 】 ⇒ 糖質・脂質・たんぱく質・ミネラル・ビタミン 糖質・脂質・・・エネルギー源  たんぱく質・ミネラル・・・体の構成成分  ミネラル・ビタミン ・・・代謝・機能の調節そして第6の栄養素といわれる食物繊維がありますが、これら以外の成分が非栄養素=機能性成分です。 ファイトケミカルは体の免疫機能を調整して、多くの病気を予防することがわかってきました その9割は野菜や果物など植物性食品に含まれています。    

■色・香り・辛味・苦味の成分で、なんと1万種類!  代表的なものは、植物の色素・香り・辛味・苦味の成分で、緑黄色野菜だけでなく淡色野菜にも多く存在します。赤ワインで有名なポリフェノール、スイカやトマトの赤色成分であるリコピン、大豆のイソフラボン、 ゴマのリグナン、お茶のカテキンやタンニンなどがあげられます。その数は栄養素よりもはるかに多く、およそ1万種類くらいあると考えられています 。現在見つかっているのは900種類ほどですから、これからもっと詳しいことがわかってくるでしょう。   

■長い年月をかけての生命活動に重要な働きを します。  栄養素は不足すると1週間、1ヶ月という単位で、肌荒れ・不眠・疲れなど体に何らかの影響 が出てきます。   これに比べてファイトケミカル(機能性成分)は少々の期間摂取しなくても大きな差し障りはありません、ところ が 10年、20年という長い年月で、適量を摂取している人と、そうでない人を比べてみると、 糖尿病などの 生活習慣病、ガンや動脈硬化などの病気になりにくい、なりやすいという差に なって現れてきます 。 アルツハイマーの予防にもつながるのではないかとも考えられています 。ファイトケミカルは長い時間をかけての生命活動に重要な働きをしているのです 。 

■活性酸素の害を無毒化する抗酸化作用があります 。 活性酸素は重大な病気の原因になります。   体には活性酸素の毒を無毒化する働きが備わっていて、この働きを抗酸化作用といいます  酸化を抑えて体をサビつかせないようにする機能、といえばわかりやすいでしょうか 。 抗酸化力は年齢とともに衰え、活性酸素が多く発生すると働きが追いつかなくなります。ファイトケミカルにはすぐれた抗酸化作用があり、果物や野菜にたっぷり含まれるビタミン類にも 抗酸化作用があるので、野菜や果物を毎日適量、摂取していれば二重の守りとなります。  

■薬に負けない力で免疫の働きを強くする 私たちの体の中に細菌やウイルスなどの異物が進入すると、体を守ろうと防御システムが  働きます。これが免疫作用で主役は免疫細胞の白血球です。 果物や野菜などの植物は動物にない成分をたくさん作ります・・・人間にとって植物は異物  なのです そのため植物の成分が体内に入ると白血球はこれを異物と認識し、数を増やした り働きを活発化したり して、いつもよりせっせと働くのです。(=免疫活性)  果物によっては病気のときに用いられる免疫増強剤に負けない作用を持つものもあります  実験では白血球の数自体が増えたのは、バナナ・リンゴ・キウイの順、 免疫活性の強さは、 バナナ・スイカ・ブドウの順でした。

「あるWEBサイト」からの引用(非常に分かりやすい説明)

Reported By Peter McCallum

2007年5月24日木曜日

魚はヘルシーな食品か?

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           魚はヘルシーな食品か?

多くの人が魚はヘルシーな食品だと信じていますが、たしかに肉よりへルシーではあります。確かに魚は、肉より低脂肪でしかもオメガ3系(EPA,DHA)や6系のヘルシーな不飽和脂肪酸を多く含んでいます。しかし現在では、魚は食物連鎖の頂点に位置し、環境汚染物質である、水銀をはじめPCB,DDT,ダイオキシンなどが含まれており決してヘルシーな食品ではありません。

魚は食べれば食べるほど、心臓病、脳神経障害、ガンなどの深刻な病気や免疫機能の低下のリスクが高くなるということが、研究で明らかにされています。「魚は、EPAやDHAを多く含むため、血栓の形成を防ぎ、心臓病や脳梗塞を予防するのに役立つ」とさかんに報じられていますが、水銀は強烈な酸化物(フリーラジュカル形成促進剤)で、動脈にダメージを与え、血栓を形成し、心臓発作のリスクを高めます。このリスクは、オメガ3脂肪酸の血栓予防効果を帳消しにしてさらにあまりある程だということはまだ知らされていない。

水銀は、子供の脳神経の発育形成に致命的なダメージをあたえます。「日本では、妊婦は、カジキ、サメ、アマダイ、サワラなどの白身の魚は、80gのものを週2回まで。」との警告が報じられています。

米国では、妊婦や授乳中の女性・子供および妊娠が予測されている女性は、これらの魚を食べないよう指導されています。

最良のオメガ3脂肪酸の摂取は、魚よりもフラックスシード、しそ油、クルミや緑葉野菜などからが良い。

著書「FIT FOY LIFE」より

Reported By Peter McCallum

2007年5月23日水曜日

リンパシリーズ(7) リンパマッサージの効果とデトックス

オールトBB株式会社
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【リンパマッサージの効果】

リンパ液が体内で停滞すると様々な問題が出現してきます。その代表的なものに「むくみ」があります。むくみは足に出ることが多いのですが、リンパ管から静脈にうまく老廃物を送り込むことができずに、老廃物などがそこに滞った状態がむくみです。

そのほかにも、痛み、肩こり、たるみ、肥満、セルライト、疲労、体調不良となってあらわれます。リンパマッサージは、流れが悪くなっているリンパ液をスムーズに流すことにより、体の機能を整えて、上記のような症状を解消してくれます。又、体内に蓄積された老廃物を流し去りデトックスしてくれるのでむくみを取り去ることによって、小顔にしたり体を引き締めるなどのダイエット効果も期待できるので、美容面での貢献は非常に高いといえるでしょう。

【リンパマッサージとデトックス】

デトックスとリンパマッサージは非常に深い関係にあります。リンパ液は体内に蓄積されている老廃物を流しさる役割を担っていますが、これは体を動かすことで収縮される筋肉によってスムーズに体内を循環するのです。リンパマッサージとはまさに体内に溜まっている老廃物を排出させるデトックス法の一つなのです。

【こんな時はマッサージを控えましょう】 

次のような症状がある場合は、リンパマッサージの効果が得られないばかりか、かえって体に悪影響を及ぼします。行わないように注意して。

●熱がある
●リンパ節(管)が腫れている
●重症の循環器障害がある
●感染症にかかっている
●化膿疾患がある
●心臓疾患がある
●免疫に関わる疾患がある

この他、生理中、妊娠中、低血圧、喘息、甲状腺機能亢進などがある人も注意が必要です。

Reported By Peter McCallum

2007年5月22日火曜日

リンパシリーズ(6)

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【リンパの滞りを防ぐには】

リンパ液の流れをスムーズに保つケア、すなわちリンパ液の滞りをなくすことで、老廃物の排出を促したり、新陳代謝の低下も防げます。 まず第一に挙げられるのは、何といっても適度な運動。前に触れたとおり、リンパ管にはポンプ機能がないので、管の周りの筋肉をこまめに動かして液の流れを促してあげる必要があります。

運動といっても、歩いたり、屈伸したりといった軽いもので充分です。仕事中なら、デスクの下で時々足首を回してあげるだけでも充分です。脚が少し楽になるのが感じられるはずです。 

そして次には、お風呂に入ることも効果があります。暑いから、時間がないからと、ついシャワーだけで済ませてしまいがちなバスタイムですが、短時間でもバスタブにつかるだけで、血行促進、そしてリンパ液の流れの促進に効果があります。ぬるめのお湯につかることは精神的なリラックス効果もあるので、ぜひバスタブに入る習慣をつけたいものです。 

縄跳びとか、トランポリンの様な体を上下する運動をするとリンパの流れが促進されます。深呼吸は、リンパ液を清浄化するのに最適です。 

最後は、自分で行うリンパドレナージュ(マッサージ)です。マッサージといっても筋肉をほぐしたり、ツボを圧すものと違って、鎖骨リンパ節から始めて、各部のリンパ節を重点にリンパの流れに沿って末梢からソフトにマッサージする事が効果的です。

<リンファティック・テラピー、リンファティック・テラピストは、登録商標です。>

Reported By Peter McCallum

2007年5月21日月曜日

リンパシリーズ(5) むくみの原因

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【むくみの原因はリンパ管の老廃物】

長い時間立って仕事をしていると、疲れが溜まり、足がむくんでしまうことがあります。これは重力でリンパ管に老廃物が溜まり、リンパ液がよどむのが原因です。大きな老廃物は運搬できず細胞の周囲に溜まります。この老廃物の中のタンパク質が水を吸って膨張するためにむくむのです。

 リンパ液の滞りがもとで起こるトラブルのうち、代表的なのが脚のむくみ。デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢を取り続けると、筋肉が動かないためリンパ液の流れも促されず、1日の終わりには脚にたまってむくんでしまいます。そのうえ、むくみを放置しておくと新陳代謝が悪くなり、太ももの後ろやヒップの凸凹(セルライト)の原因になります。 

また、顔のリンパ液が滞った場合、むくみだけでなく、老廃物の影響でニキビや肌荒れ、くすみにもつながります。さらには首~肩、背中で滞ると疲労物質がきちんと排出されず肩コリになるほか、倦怠感といった全身症状など、体の内外にわたって、健康上、美容上ともにトラブルの原因になります。

【リンパが滞る原因は?】

<ストレス>ストレスが続くと、副腎からステロイドホルモンが分泌されます。これは精神的な緊張をやわらげてくれる効果があるのですが、その一方で免疫力の担い手であるリンパ球の活動を低下させる副作用もあります。

<運動不足>筋肉を動かすことで、血液やリンパ液が流れます。運動をしないとリンパ管に圧がかかることがないので、リンパ液が滞ってしまいます。普段、座ってばかりで、足がむくむという方も多いと思いますが、そんなときは、足首をくるくると回してみるだけでもリンパが流れるので、むくみが楽になると思います。

<冷え性>体温の低下は血液の巡りを悪化させると同時に、リンパの流れにも影響を与えてしまいます。<汗をかかない>汗や尿が出ないということは体の老廃物が排出されていないということですから、当然リンパも滞っている状態になります。

Reported By Peter McCallum

2007年5月18日金曜日

リンパシリーズ(4) リンパの働きは2つある

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【リンパの働き】

リンパの働きは、大きく分けて2つに分けられる。

①【免疫】 リンパには、細菌などを退治し、体を病気から守る働きがある。 リンパ節がフィルターの役割を果たし、老廃物や細菌を濾し取って、全身に細菌が回って、風邪をひいたり、病気にならないようにしています。

老廃物が含まれたリンパ液はリンパ節という場所に運ばれ、ここで有害な細菌などをリンパ球が攻撃して死滅させるのです。リンパ液が正常に流れていればこの機能が有効に働きますが、流れが悪くなると細菌の勢力が強くなり、免疫機能は低下して、病気にかかりやすくなります。

つまりリンパの腫れた状態も免疫力が低下していることを意味します。また、リンパ球は一度戦った細菌やウイルスの性質を記憶しており、同じ病原菌が再度侵入したとき、抗体を産生して身体を守る生体防御の能力を持っている。

リンパ球は寿命がくれば死滅するが、この記憶は新しく作られるリンパ球にも延々と引き継がれ、いわゆる免疫機能(ハシカやおたふくかぜは二度罹りをしない)を発揮します。

②【排泄(老廃物運搬)】

老廃物は、通常は静脈に取り込まれて心臓まで戻ってきますが、静脈に入りきらないあふれた分の老廃物はリンパ管に流れ込み、リンパ液となります。 つまり、リンパは、静脈では回収しきれない老廃物を回収するシステムと言うことができる。 静脈を渋滞している道路に例えると、リンパは、渋滞の抜け道(バイパス)のようなものといえます。

Reported By Peter McCallum

2007年5月17日木曜日

リンパシリーズ(3) リンパ節とは?

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                「リンパ節とは?」

毛細リンパ管が合流し太くなったものがリンパ管で、多くの弁を持ち、とくに太いものでは弁のところがふくらみ、数珠状につながって見えます。リンパ管にはところどころソラマメ状の丸いふくらみがついています。これがリンパ節(腺)です。

体にとって有害な細菌やウイルスなどの物質を、リンパ管の途中にあるリンパ節でろ過し、有害物質から体を守るのが大切な役目です。例えば、体調が悪くなって「リンパが腫れる」のは、リンパ節内での有害物質や細菌に対するリンパ液の戦いが、目に見える形で現れた状態なのです。

リンパ節は全身で800箇所以上あるともいわれ、中でも、鎖骨の上、首、わきの下、足の付け根、膝の裏には大きい節があります。

■主なリンパ節は次のとおり。

・鎖骨(鎖骨リンパ節)
・脇の下(腋かリンパ節)
・アゴの下(顎下リンパ節)
・腹部(腹部リンパ節)
・脚の付け根(そけいリンパ節)
・ひざ裏(膝かリンパ節)
・耳の前(耳下腺リンパ節)

Reported by Peter McCallum

2007年5月16日水曜日

リンパシリーズ(2) リンパの流れはのんびり

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      リンパの流れはのんびり

血液のポンプ役は心臓ですが、リンパ液には、ポンプ役はありません。周りの筋肉や血管の動きによってリンパ管のリンパ液が押し出され動いていきます。従ってリンパ液の流れは、とてもゆっくりしたものになっています。(リンパの循環量:1時間120mℓ、一日で約3ℓです。)

リンパ液が流れるスピードは、30秒で約12cm。1秒にすると、なんと0.5cm以下です。さらに、眠っている時や疲れている時、緊張している時、寒い時などには、ますますスピードが落ちてしまいます。

そのうえ心臓のようなポンプ機能も備わっていないので、スムーズに流れず、滞ってしまうことがあります。リンパ液が滞る=老廃物が排出されないということなので、これが体にさまざまなトラブルを引き起こす原因となるのです。

Reported by Peter McCallum

2007年5月15日火曜日

リンパシリーズ(1) リンパの働き

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            リンパの働き

【リンパの性質と働き】16世紀後半、スウェーデンの解剖学者(オラフ・ラドベック)によって人体の完全なリンパの仕組が発見されました。ヒトの体の中には血管のほかにもリンパ管が血管と同じように全身に張り巡らされています。全身の組織中の細胞と細胞との間の細胞外液である血液と間質液は、毛細血管を経て血液中に戻りますが、一部(約10%)は毛細リンパ管に入り、静脈に送られます。

この循環をリンパ系(リンパ液、リンパ節(腺)、リンパ管の総称)といい、その中を通る液がリンパ液です。

<人体の重量構成比率は、次のようです>

①骨、細胞質 ---------- 40%
②細胞内液  ---------- 40%
③細胞外液  ---------- 20%

上記③の細胞外液は、さらに血液と間質液に分けられます。間質液は、血液から漏出して組織間に浸潤したものです。リンパ液は、間質液がリンパ管内に流れ込んだものです。白い血液とも呼ばれ、体内に血液の2倍の量があります。その成分は血液に似ています。しかし血管が酸素や栄養を運ぶという役割に対して、リンパ管は体内の大きな老廃物を回収して運搬するという役割があります。

リンパ管は血管の倍以上の大きさがあり、血管に入らない大きな老廃物を回収します。リンパ管の内側に弁が付いていて、回収した老廃物を逆流させない機能もあります。

私達の体内に張り巡らされたリンパ管、そしてその中を流れるのがリンパ液です。体内のあちこちで不要となった老廃物を集めて運び、やがて血液と合流し腎臓で尿として体外へ排出する働きをしています。

老廃物=体内のゴミの回収&運搬、という働き自体は静脈を通る血液と同じですが、大きな違いは老廃物の大きさ。リンパ管では、血管に回収し切れなかった大きな老廃物を運搬しています。

Reported by Peter McCallum

2007年5月14日月曜日

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 「必須脂肪酸」

  必須脂肪酸は油の中に含まれている栄養素で、文字通り、私たちが生きていく上で、無くてはならない「必須」の栄養素です。必須脂肪酸には「オメガ-6」と呼ばれている形の脂肪酸と、「オメガ-3」と呼ばれる脂肪酸があります。

なぜ「必須」なのかというと、これらは私たちの体の細胞膜やホルモンをつくる原料であり、そのため体のほとんど全ての機能に関係していて、体にとっては不可欠なものだからです。この2種類の脂肪酸は体内では造れず、食物から摂るしかありません。 

体の機能をいろいろな場所でコントロールしているプロスタグランディンというホルモン様物質(生理活性物質)は、「オメガ-3」や「オメガ-6」が原料で、人間の体内で作られています※オメガ-6の必須脂肪酸のリノール酸からはガンマ・リノレン酸やアラキドン酸がつくられます。オメガ-3の脂肪酸のアルファ・リノレン酸リノレン酸からはEPAやDHAが造られます。

また、オメガ-3の脂肪酸からはオメガ-6の脂肪酸を造ることができず、逆にオメガ-6の脂肪酸からオメガ-3の脂肪酸が造られることもありません。ですから、オメガ-3と6の脂肪酸は別々に両方ともバランスよく摂らなければなりません。

オメガ-6 オメガ-6の脂肪酸は、最初から数えて6番目の炭素の個所から水素の不飽和な個所が始まっている脂肪酸。コーン、大豆、ひまわり、紅花などに多いリノール酸系列。
○体内変換リノール酸-γリノレン酸-ジホモγリノレン酸-アラキドン酸 オメガ-3

オメガ-3の脂肪酸は、最初から数えて3番目の炭素の個所から水素の不飽和な個所が始まっている脂肪酸。海藻、シソの実、魚介類、亜麻仁油などに多いα-リノレン酸系列○体内変換αリノレン酸-エイコサペンタエン酸(EPA)-ドコサヘキサエン酸(DHA)

「あるWEBサイト」から

Reported By Peter Mccallum

2007年5月11日金曜日

理想のミネラル含有体

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    「理想のミネラル含有体」

「ヒューミックシェール」と言う個体があります。超古代の植物が氷河期に地下に埋没し、地中の微生物によって分解されながら、各種のミネラルをバランスよく含む個体として地層となって存在するものです。通常、このような超古代の植物は、地下に埋没すると次第に分解されて石油や石炭になりますが、この個体の場合は、そのようにはならず、植物有機化したものです。

この「ヒューミックシェール」は、6000万年~1億2700万年前に大繁殖していた超古代植物中のミネラルがそのまま含まれています。当時の肥沃な大地には84~100種類の豊富なミネラルが含まれています。このような古代植物は、ミネラルをバランスよくたっぷり吸収して育成していた事がうかがわれます。しかも、植物系のミネラルは、微生物によって分解されているので、コロイド状の超微粒状態です。

赤血球の大きさが7ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリ)の大きさであるのに対して、これらの分解されたミネラルの大きさは、赤血球の約7000分に1の大きさです。人間の腸内での吸収率は98%ということです。また、この植物性ミネラルはマイナスイオンを帯びており、体内で栄養素を運搬する能力を高めたり、体内の有害物質を吸着して、体外に排出する働きがあるそうです。

Reported by Peter McCallum

2007年5月10日木曜日

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    「体内で作り出せない栄養素」(ミネラル)

ミネラルは、人間にしろ、ほかの動物にしろ、植物にしろ、その体内で作ることができません。植物は、土壌からミネラルを取り入れ、その植物を、動物はエサとして、人間は食品として摂ることで、ミネラルを体内に取り込む仕組みになっています。

農地の土壌にふくまれるミネラルが減少し、また科学肥料の多用がさらに植物がミネラルを吸収するのを阻害していると報告されています。食品としての小麦や米の精白過程でもミネラルの減少が起きています。農地や食品からミネラルが失われ、充分なミネラルの摂取がむつかしくなっています。

<ミネラルは充分に、そしてバランスよく>
食品から60種類以上のミネラルをバランスよく摂取する事が難しければ、補助食品を取り入れることも必要でしょう。ミネラルの不足によって、病気になったり、つらい思いをしたり、高額な医療費を支払うよりも日々の栄養に気を使うほうが、精神面でも、経済面でもより賢く合理的な判断といえるでしょう。

<動物たちは粘土からも微量ミネラルを摂取します。>
カルシウムが不足すると、骨粗しょう症、関節炎、骨軟化症、顔面麻痺、耳鳴り、神経の狭窄など147種類の病気が生ずる。セレニウムが不足すると、不妊症、流産、すい臓の嚢胞性繊維症、肝硬変、筋萎縮症、筋ジストリフィー、貧血、脳軟化症(アルツハイマー病)心筋症、心臓病、などを引き起こします。銅が不足すると、白髪が現れる。

<野生の動物でも、ミネラル等の栄養失調で病気に冒されます。>
ミネラルの助けがなければ、私たちの体は機能しません。ビタミン、DNA,RNA,染色体、ホルモン、エネルギー、そして酸素さえもミネラルがなければ、機能できない。ミネラルは、健康と長寿を決定する要素であり、「若さの泉」です。

著書:「ミネラル革命」より

Reported  by Peter McCallum

2007年5月9日水曜日

21世紀はミネラルの時代

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     「21世紀はミネラルの時代」

ミネラルの働きは、大きく分けて二つの大きな働きがあります。一つは、「素材としての機能」ともう一つは、「身体の生理にたいする補助機能」です。素材としての機能は、骨の成分になるカルシウムや、血液の成分になる鉄のような働きです。

一方の身体の生理にたいする補助機能は、私たちの身体を作っている約60兆もの細胞の中で多様な科学反応を維持、修復に関わる酵素の働きを助けるビタミンと同様の触媒としての役目です。個々の細胞内における化学反応には、酵素が不可欠であり、その酵素をスムーズに働かせるにはミネラルやビタミンが欠かせません。

ミネラルやビタミンが欠乏すると、酵素の働きに支障をきたし、細胞の働きが低下して、生命活動に歪が生じ、様々な病気を招く原因になります。このことは、病気の予防・改善には、ミネラルやビタミンを充分に摂取して酵素の働きを促し、細胞の働きを高めることがきわめて有効であることを示しています。

もう一つ着目しなければならないのは、ミネラルには、ビタミンそのものを活性化させる働きがあることです。要するに、ミネラルがなければ、ビタミンはその有効性をほとんど発揮することができません。さらに、ミネラルは、ビタミンのほかにも、必須脂肪酸やファイトケミカル(キトサンやポリフェノールなど)の吸収および働きを促します。

また、ミネラルは、血液のペーハー(pH)を弱アルカリ性に保つように作用します。ミネラルは、個々の細胞の浸透圧作用(細胞膜を通して外側から栄養分を取り入れ、内側から老廃物を排出する作用)を正常に保つようにも作用し、ホルモンの分泌や細胞の分裂・増殖にも関与することが分かっています。

このように、ミネラルは、生命活動の重要な働きに関与しており、文字どおり、健康を根本からささえる栄養素といっても過言ではありません。

著書:「ミネラル革命」より

Reported  by Peter McCallum

2007年5月8日火曜日

有機ミネラルと海洋深層水

オールトBB株式会社
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「有機ミネラル」と「海洋深層水」RO(逆浸透膜)を用いた浄水器を推奨する立場からの説明ですと、通常の天然のミネラル水に含まれているミネラルは、「無機ミネラル」という言葉に対して植物に含まれているミネラルを「有機ミネラル」という言葉を用いて、区別しています。

飲料水は、ミネラルを含まない蒸留水の様な純水が良いとい言われています。日本をはじめ、世界各地で海洋深層水が話題になって、海面より100m以上深い海底に上層とは異なる海流があり、通常よりミネラル成分が豊富な海水があります。特にマグネシウム成分が豊富で、この海洋深層水から塩分であるナトリウムを取り除いたペットボトル入りの「深層水」が各種販売されています。

日本の各地で取水されています。四国、富山、静岡、北海道の羅臼等。「ニガリ」もミネラル補給としてもてはやされています。

これらの飲料用深層水や天然の地層から湧き出たミネラルウォーター(最近話題の富士山麓から湧き出るバナジュウーム水等もあります。)やニガリに含まれるミネラルは、無機ミネラルで、体内に取り込まれても吸収率がとても低く身体に役立たないと説明されています。

植物や果物に含まれている細胞に取り込まれたミネラルは、「有機ミネラル」となっており、吸収率も良く身体にも有益とのこと。また一方で、次のような解説もあります。

<以下引用>
山の湧き水は、有機組織に欠ける無機ミネラルをを含んでいるために、人間の身体にとって理想的なものではない。人間の身体は、無機ミネラルを利用することも、急いで排泄する事もできない。これらの無機ミネラルは、身体の組織の中でコレステロールと結びつく傾向があり、動脈内に厚い脂肪やコレステロールとミネラルの化合物の堆積物の層を形成する。

それに対して蒸留水はこのような悪影響を人体に与えない。果物や野菜を食べるときには、植物の組織の中で蒸留された水を飲んでいることになる。

土の中から取り込まれた無機ミネラルは、植物の組織の中で蒸留のプロセスを経て有機ミネラルに変えられる。人間は、それを使っているのだ。蒸留水は、身体からミネラルを排出してしまうといったことを聞いたことがあるかも知れないが、これは部分的にしか正しくない。

蒸留水によって排出されてるミネラルは、無機ミネラルで、身体はこれを利用することはできない。したがって、それを排出する事は結果として健康に良いのである。蒸留水は、細胞組織の構造の一部となっている有機ミネラルを排出されることはないのだ。

著書:「FIT FOR LIFE」より抜粋

犬などの動物が本能的に「土」「泥」を食べて体調を整える事があるように、無機ミネラルが身体に取り込まれても利用できなくて、無意味とまで言い切れないと考えます。吸収効率の問題は、あると思います。

Reported By Peter McCallum

2007年5月7日月曜日

脂肪を燃焼させる仕組み

オールトBB株式会社
日本リンパマッサージ協会
リンパマッサージ加盟代理店店募集


「筋肉が身体を支配している!」 「身体の中は、筋肉が支配者だ!」

「ブドウ糖がなければ、脂肪は燃えない」体の体脂肪をとって肥満を防ぐためには、体内エネルギーの燃焼のしくみが必要になります。エネルギーの燃焼は、脂肪・酸素・ブドウ糖が必要になります。

軽いウォーミングアップを始めることにより、体内のトリグリセリド(体脂肪)が遊離脂肪酸に分解し、血液の中に流れはじめます。その遊離脂肪酸を酸素とブドウ糖が一緒になって燃焼するこによりエネルギーが発生します。すなわち有酸素運動だけが脂肪を燃やす方法です。

ウォーキング等をして脂肪を体内から取り除くという考え方が一番正しいと思います。ただし、効率のいい脂肪の燃焼には、酸素とブドウ糖が必要だからといって糖質が全く必要ないかといえばそうではありません。(ガソリン:脂肪とオイル:酸素とブドウ糖の関係に似ている)

これらの添加物が不足すると、脂肪(燃料)は不完全燃焼を起こします。脂肪は、酸素と糖質が無いと完全燃焼できない。また、身体が糖質を切らすと「ケトシス」という状態になります。ケトシスの状態に入ると、脂肪は不完全燃焼し「ケトーン」というタバコの中に含まれる有害物質が発生します。

また、糖質を切らして運動すると肝臓がタンパク質から窒素を抜かし、ブドウ糖に似た物質を生み出します。抽出しているタンパク質は免疫系やホルモン、酵素などの成分から作られます。これでは体によくないことは感覚でわかると思います。

運動しているときに、免疫体系を燃焼(消耗)している事になるのです。運動した直後に異様な疲労感を感じた場合は要注意です。

《遊離脂肪酸とは》 遊離脂肪酸は、脂肪細胞にある中性脂肪が分解して血中に出された物質で、脂肪がエネルギー源として利用される途中の物質です長時間の運動を行うと、たくさんのエネルギーが必要になるため、脂肪細胞が遊離脂肪酸となり、消費されます。

●脂肪分解の仕組み
蓄えられている体脂肪は、絶えず合成と分解を繰り返しています。合成と分解のバランスが体脂肪の量を決めます。合成が分解を上回ると脂肪量は増え、分解が上回ると脂肪量は減少します。体の中に蓄えられた脂肪を分解するためには、食事量を減らすことは勿論のこと、運動によって脂肪の分解を高めることも必要です。

脂肪細胞は、核・ミトコンドリア・小胞体・油滴などの組織で作られており、脂肪組織は油滴の中に蓄えられています。小胞体にはリパーゼという酵素(脂肪分解酵素)があり、この酵素が油滴と接触することで、脂肪は分解されます。油滴の表面には、リパーゼと接触しないよう扉に鍵がかかっています。

<ウォーミングアップ>
この鍵を開けるためには、副腎皮質刺激ホルモン(ノルアドレナリン・アドレナリン)です。このホルモンを出すためには、中程度の運動を一定時間行うこと(ウォミングアップ)が必要です。(上最大心拍数の50%程度で15分程度)

「有酸素運動の理想的ルール」「運動プログラムは、心臓が鍵を握っている」最大心拍数(220)-年齢(40歳の場合は、180、180の65%~85%位のゾーンで25分~45分)有酸素運動をした時に遊離脂肪酸は、理想的に燃焼できますし、糖質の燃焼は起きない。(このゾーンを外すと脂肪は燃焼しない。)

<ウォーミングダウン>
脂肪、糖質を新陳代謝すると、ピルビン酸が生成され、乳酸となる。ウォーミングダウン(10分程度)する事によって、乳酸が分解されて、肝臓にはこばれまた化学反応によってブドウ糖に変わり、新たにエネルギー源になる。

体が脂肪を燃焼させる酵素を作り出そうとするには、週に3回以上の有酸素運動をしなければならない。(脈拍数を有酸素ゾーンに引き上げた運動)

著書「成功の9ステップ」の内容を抜粋及びWEBサイトを参考にしました。

Reported by Peter McCallum

2007年5月3日木曜日

運動(有酸素運動)の効能

オールトBB株式会社
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食べ物だけでは補えない運動(エクササイズ)の効能

有酸素運動(酸素摂取能力を増大させる運動)なしには、健康のための減量プログラムは、効果が現れない。

前回記した、永久減量の原則(1)(2)(3)に加え,バランスのとれた運動が必ず必要です。

有酸素運動:呼吸系と循環器系の組織を活気づける運動のこと。

新鮮な酸素を取り入れた血液が体の隅々まで行き届き、体が効率よく働く。
理想的な有酸素運動(水泳、テニス、縄跳び、軽いジョギング、自転車漕ぎ、屈伸運動、エアロビクスなど)を行う。最低、毎日20分間元気よく歩くこと。

理想的な時間帯は、早朝。

最後は、太陽の日光である。

太陽がなければ生命は存在しないし、日光の力を用いて、貴重な栄養素を作り出しているからです。(ビタミンDなど)

さらに日光は、解毒や減量にたいして毛穴を開かせ、皮膚から毒素を排出させてくれる。「運動」「新鮮な空気」そして「日光」は、活力に満ちた生活に決定的な役割を果たしています。

著書「FIT FOR LIFE」より

Reported by Peter McCallum

2007年5月2日水曜日

永久減量の原則 (3)

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永久減量の法則(3)

それは、「果物を正しく食べること」です。果物が嫌いな人は、ごくごく少ないと思います。ほとんどの人が好きだとおもいます。しかし、「果物は太る」とか、「体を冷やす」ということが一般的に常識と思われている。

果物は水分を多く含み、その成分の80~90%は体内の浄化に役立ち、生命力を与え、必要なビタミン、ミネラル、炭水化物、脂肪酸のすべてが、大量に含まれている唯一の食べ物です。

さらに、ほかのどのような食べ物より消化するのにわずかなエネルギーしか必要としない。果物の正しい摂取方法とは、以下の三つです。

1.ほかのどのような食べ物ともいっしょに食べない。
2.ほかのものを食べた直後に食べない。(デザート扱いは、禁物)
3.果物を食べるときは、胃の中が空の状態で食べること。

この方法で果物を食べると、消化に少ないエネルギーしか必要としないし、からだの組織の解毒や減量、その他の生命活動を行うための大量のエネルギー供給ができます。

食べ物の組み合わせの悪い例としては、「スイカと天麩羅」が良く知られています。この根拠は、てんぷらは消化に最も時間のかかる食べ物の一つで、てんぷらが消化されない間に、スイカが胃の中で発酵を始めてしまうからです。

メロンが苦手という人の場合も、サンドウィッチやほかの食べ物を食べた後にメロンを食べている場合が多く、メロンが速やかに腸へ通過せずに、胃に中で発酵してしまっているのです。メロンが悪いのではなく、食べ方の組み合わせが悪いのです。メロンを最初に食べれば、何も問題は起きないのです。

人が生きていくために食べ物から摂取しなければならない五つの必須要素とは、ブドウ糖、アミノ酸、ミネラル、脂肪酸、とビタミンです。これらの内で最も重要で優先しなければならないのは、食べ物のエネルギー(燃料)価値です。

燃料がなければ、生きられません。必須栄養素の割合は、次のとおりです。

1.ブドウ糖  ー 90% <エネルギー要素>
2.アミノ酸  ー 4~5%
3.ミネラル類ー 3~4%
4.脂肪酸  ー  1%強
5.ビタミン類 ー 1%

以下この要求を完全に満たす食べ物、それは地球上でたった一つしかない。それは「果物」です。

果物以外のものを先に食べたとき、果物をたべるまでに、少なくとも3時間は待つ。肉や魚を食べた場合は、少なくとも4時間はみる必要」がある。果物は、新鮮な果物が有用であり、缶詰や、加工(加熱殺菌)された濃縮還元のジュースは、酸性化されていて、全く役に立たない。それどころか、有害になってしまう。

午前中に果物を食べることで、一日を生産的でエネルギッシュなものとする事ができ、エネルギーを消費するのではなく、節約することができる。

著書「FIT FOR LIFE」より

Reported by Peter McCallum

2007年5月1日火曜日

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永久減量の原則 (2)

それは、「食べ物を正しく組み合わせて食べること」です。組み合わせ次第で、体内に温存できるエネルギーに大きな違いが生まれます。この温存されたエネルギーを体内の毒素排出のエネルギーに振る向けることができる様になる。

これが、スリムで健康なからだを手に入れることができる秘訣です。「食べ物の正しい組み合わせ」の原則は、ある特定の食べ物を組み合わせるほうが、ほかの組み合わせよりも消化が非常に楽に、しかも効率よく行われことが発見され、これを応用することによって、理想の「永久減量」が実現できます。

人間の体は、二つ以上の凝縮食品(パン、米、肉、魚、乳製品など、果物、野菜以外の食品)を胃の中で同時に消化する様に作られていないので、同時に二種類以上の食品を食べない方が、より多くの解毒のためのエネルギーを温存する事が出来るわけです。

具体的には、「肉とジャガイモ」、「魚とご飯」、「鶏肉と麺類」、「卵とトースト」、「コーンフレークと牛乳」など、これらは避けたい組み合わせとなります。いつもこのような組み合わせの食品を食べているなら、あなたの体は、酷使された状態で、スリムな体つきになることや毒素を排出するエネルギーを手に入れられない可能性が大きい。

正しくない組み合わせの食品を食べると消化にかかる時間が長くなり、消化に必要なエネルギーが多くなると共に、毒素排出に振り向けるエネルギーが不足すことになります。

あまりに長い時間胃の中に溜められた食べ物は、腐敗や発酵を起こし、この様に変化した食品は、体は利用するこが出来ず、老廃物扱いとなってしまいます。

発酵した食べ物は、体内で有毒な酸を生じ、有毒なガスも発生します。

Reported by Peter McCallum