2007年5月7日月曜日

脂肪を燃焼させる仕組み

オールトBB株式会社
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「筋肉が身体を支配している!」 「身体の中は、筋肉が支配者だ!」

「ブドウ糖がなければ、脂肪は燃えない」体の体脂肪をとって肥満を防ぐためには、体内エネルギーの燃焼のしくみが必要になります。エネルギーの燃焼は、脂肪・酸素・ブドウ糖が必要になります。

軽いウォーミングアップを始めることにより、体内のトリグリセリド(体脂肪)が遊離脂肪酸に分解し、血液の中に流れはじめます。その遊離脂肪酸を酸素とブドウ糖が一緒になって燃焼するこによりエネルギーが発生します。すなわち有酸素運動だけが脂肪を燃やす方法です。

ウォーキング等をして脂肪を体内から取り除くという考え方が一番正しいと思います。ただし、効率のいい脂肪の燃焼には、酸素とブドウ糖が必要だからといって糖質が全く必要ないかといえばそうではありません。(ガソリン:脂肪とオイル:酸素とブドウ糖の関係に似ている)

これらの添加物が不足すると、脂肪(燃料)は不完全燃焼を起こします。脂肪は、酸素と糖質が無いと完全燃焼できない。また、身体が糖質を切らすと「ケトシス」という状態になります。ケトシスの状態に入ると、脂肪は不完全燃焼し「ケトーン」というタバコの中に含まれる有害物質が発生します。

また、糖質を切らして運動すると肝臓がタンパク質から窒素を抜かし、ブドウ糖に似た物質を生み出します。抽出しているタンパク質は免疫系やホルモン、酵素などの成分から作られます。これでは体によくないことは感覚でわかると思います。

運動しているときに、免疫体系を燃焼(消耗)している事になるのです。運動した直後に異様な疲労感を感じた場合は要注意です。

《遊離脂肪酸とは》 遊離脂肪酸は、脂肪細胞にある中性脂肪が分解して血中に出された物質で、脂肪がエネルギー源として利用される途中の物質です長時間の運動を行うと、たくさんのエネルギーが必要になるため、脂肪細胞が遊離脂肪酸となり、消費されます。

●脂肪分解の仕組み
蓄えられている体脂肪は、絶えず合成と分解を繰り返しています。合成と分解のバランスが体脂肪の量を決めます。合成が分解を上回ると脂肪量は増え、分解が上回ると脂肪量は減少します。体の中に蓄えられた脂肪を分解するためには、食事量を減らすことは勿論のこと、運動によって脂肪の分解を高めることも必要です。

脂肪細胞は、核・ミトコンドリア・小胞体・油滴などの組織で作られており、脂肪組織は油滴の中に蓄えられています。小胞体にはリパーゼという酵素(脂肪分解酵素)があり、この酵素が油滴と接触することで、脂肪は分解されます。油滴の表面には、リパーゼと接触しないよう扉に鍵がかかっています。

<ウォーミングアップ>
この鍵を開けるためには、副腎皮質刺激ホルモン(ノルアドレナリン・アドレナリン)です。このホルモンを出すためには、中程度の運動を一定時間行うこと(ウォミングアップ)が必要です。(上最大心拍数の50%程度で15分程度)

「有酸素運動の理想的ルール」「運動プログラムは、心臓が鍵を握っている」最大心拍数(220)-年齢(40歳の場合は、180、180の65%~85%位のゾーンで25分~45分)有酸素運動をした時に遊離脂肪酸は、理想的に燃焼できますし、糖質の燃焼は起きない。(このゾーンを外すと脂肪は燃焼しない。)

<ウォーミングダウン>
脂肪、糖質を新陳代謝すると、ピルビン酸が生成され、乳酸となる。ウォーミングダウン(10分程度)する事によって、乳酸が分解されて、肝臓にはこばれまた化学反応によってブドウ糖に変わり、新たにエネルギー源になる。

体が脂肪を燃焼させる酵素を作り出そうとするには、週に3回以上の有酸素運動をしなければならない。(脈拍数を有酸素ゾーンに引き上げた運動)

著書「成功の9ステップ」の内容を抜粋及びWEBサイトを参考にしました。

Reported by Peter McCallum

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