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糖鎖とは何か(2)
人の細胞の表面には、クサリ状のヒゲが数多く存在しています。これが「糖鎖」です。「糖鎖」は、グルコースをはじめ8種類の糖質の複雑な組み合わせによって出来ており、タンパク質で細胞内とつながっています。「糖鎖」とタンパク質が結合したものを「糖タンパク質」とよびます。「糖タンパク質」は、一つの細胞だけで500個から最大10万個もあることがわかっています。
人の細胞は60兆個ですから、その情報量は(膨大)無限大。遺伝子の数もこれに及びません。「糖鎖」は、その先端が触れることで、様々な情報を細胞内に取り込みます。たとえば細菌やウィルス、毒素、などの異物が体内に侵入したことを細胞に伝えるアンテナの働きをするのが「糖鎖」なのです。
このような異物情報だけではなく、ホルモン作用、免疫反応、酵素の識別、細胞の種類や状態に関する情報など、人の生命活動に関わる様々な情報交換に関わっています。さらに「糖鎖」は傷口を再生したり、新しい細胞を作ってつなぎ合わせたりもします。ケガをした箇所を元の状態に戻す修復機能をもっています。
人の細胞の60兆個が「糖鎖」を媒介にしてうまく連携が出来ないときに様々な病気が発生すると考えられます。つまり、ほとんどの病気は、「糖鎖」の異常で起きているといっても過言ではありません。「糖鎖」は、8種類の糖質栄養素(単糖類)が複雑に組み合わさって出来ています。
8種類の説明は、次回へ・・・・・・
Reported by Peter McCallum
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