オールトBB株式会社 日本リンパマッサージ協会
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唾液と酸化還元電位
まずいきなり質問です。唾液は何から作られますか?この答えは結構難しい。生まれてこの方こんな質問をたずねられた事もないし、考えたこともない。
答えはズバリ、「血液」です。血液がそのまま唾液になるのではないですが、血液の中の成分が唾液の成分になっていることがわかっています。(母乳も血液から作られている。)
病院で病気を診断するために、血液検査をうけます。血液検査をすると様々な情報として測定データーからその人の健康状態を判断する事ができます。唾液が血液の成分であれば、唾液の成分から身体の情報を得ることができはずです。
現にアメリカでは、唾液からエイズの感染を診断するキットが発売されているそうです。さらに、認知症、糖尿病などの生活習慣病検査の応用が研究されるようになりました。
でも、まだこのことにきづいているお医者さんは、少数派です。唾液は、血液からつくられる。このことをもっと多くのひとに知ってもらいたい。「唾液の酸化還元電位を測定する」という夢の実現。
唾液の測定は、「神秘の世界」。一方、「尿」は身体を巡った体液ですので、尿検査では身体の状態が『結果』としてわかりますが、「唾液」は、『結果』ではなくこれから身体の中で起きる近い未来のことを『予測』されます。
「唾液はなんでも知っている」(著者:宮西ナオ子、監修:岡澤美恵子/伊藤実喜)より
Reported by Peter McCallum
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