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ハーブの一種であるローズマリーの成分「カルノシン酸」の効用
ハーブの一種である「ローズマリー」のエキスに多く含まれているカルノシン酸が、運動した時にのみ活性化して、脂肪の燃焼を促進するAMPKという酵素を活性化(長寿遺伝子を活性化させる働きを)させることが認められています。
AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)とは?
AMPKは運動時に活躍する物質で、過剰な脂肪や糖を燃焼して、血糖値を下げます。このAMPKの働きを強めることで、脂肪酸を燃やし、代謝を促進し、正常のインスリンでも血糖値を下げることができます。
と言うことは、運動をしなくても、ローズマリーのエキスを身体に取り込む事によって脂肪を燃焼させることが出来るということです。
【AMPKの詳しい説明】
(AMPKは、酵母から植物、哺乳動物に至るほとんどすべての細胞に見られる酵素です。)
生体のエネルギー通貨であるATP(アデノシン三リン酸)を体内で燃焼させるとADP(アデノシン二リン酸)に変換されてエネルギーが放出されます。
ATPは、ミトコンドリアで合成されますが、1分以内に消費されてしまう。
体内のATPが不足するとADP(アデノシン二リン酸)を燃焼させてAMP(アデノシン一リン酸)に変換される。
AMPがたくさん出来ている状態は、エネルギーの素ATP(体内の燃料タンクが空)の状態であり、生命が危険に陥ってエンストを起こしている状態です。
このようなエネルギーが枯渇を感知したときに命令を出す指令塔の役目をするのがAMPKという酵素です。(AMPK(アデノシン一リン酸活性化プロテインキナーゼ)
さらに、
「朝日新聞の報道によると
ローズマリーにアルツハイマー予防効果 岩手大など発表(2007年10月22日07時31分)
西洋料理などで使うハーブのローズマリーに多く含まれる「カルノシン酸」に、脳の神経細胞が細胞死するのを防ぐ効果があることを岩手大など日米合同研究チームが突き止め、2007年10月22日発表された。アルツハイマー病やパーキンソン病の予防や治療をする新薬につながる成果だという。
マウスの実験で、カルノシン酸が細胞死を抑える遺伝子を活性化することも解明し、認知症など脳神経細胞の細胞死に関連する病気の予防や治療に応用できる可能性を示した。
ローズマリーのポリフェノール成分である「カルニシン酸」は、体内酵素であるAMPKを活性化させ、過剰な脂肪や糖を燃焼して、血糖値を下げるj効果と脳神経細胞の活性化の二つの効能があることがつきとめられました。 さらに、
<おまけ>
肥満治療剤の研究のために細胞活性化酵素を研究していたKAIST(韓国科学技術院)のチョン•ジョンギョン教授研究チームは2001年から科学技術部の創意的研究振興事業を遂行しつつ糖尿病と肥満に関連のある「AMPK」という酵素に注目していた。
研究開始後1年たった時点でチョン教授チームは、人間の大腸癌細胞を対象にAMPKの効能の検証を始めた。そして1年後にチョン教授はAMPK酵素活性化が人間の癌にも効果があるという事実を究明しました。
Reported By Peter McCallum
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