人の体のサイクル

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　　　　　　　「人の体のサイクル」

一日の地球の回転のサイクルに同調した生理的なサイクル（体内時計）が急激に変化があると、海外旅行等に行ったときに起きる時差ぼけになり、体調が悪くなります。

普通の生活の場合、夜明けとともに目を覚まし、日中は、種々の活動をして、日没とともに血圧や体温も下がり気味になり、お休みモードになる身体の自然なサイクルがあります。

太陽の光は、意識するしないに関わらず、身体に影響をおよぼし、日光を浴びないと体内で作り出せない栄養素もあります。植物の場合は、明らかに朝日が当たる作物とあたらない作物では、明らかに生育や収穫量に大きな違いがでます。

このように、日常生活で、意識していないからだのサイクルが存在します。

そのサイクルには、人の体内での摂取、消化、吸収、排出のサイクルがあると言うのです。

一日24時間を三つに区切ったサイクルです。

【朝4時から12時までの8時間は、体内の老廃物を排出する時間帯。】

この時間帯は、身体の中に取り込んだ未消化の不要物質と細胞内の代謝で発生した老廃物、免疫捕食活動で発生した種々の毒素を体外に排出する時間帯になっているのだそうです。

人の体の健康とは、エネルギーですので、この時間帯は、老廃物の排出にエネルギーを集中しなくてはなりません。

この時間帯に食事を摂り、消化するためにエネルギーを使ってしまうと老廃物を排出する為に使うエネルギーが足りなくなります。

その理由で、この時間帯は、出来るだけ食事による消化にエネルギーを取られないような生活が望ましい。

ベストは、朝は食事をしないのが理想なのですが、通常はなかなかその様な習慣がありません。たまたま私の場合は、永い習慣で食べないのがある程度習慣づいていたので、このルールを自分の生活に取り入れるのは比較的簡単でした。

はじめは、消化に負担がかからない、リンゴやバナナなどの果物を朝食に食べるようにすると、習慣化し易い。　野菜でもＯＫのようですが、果物、野菜をジュースにして摂ると良いでしょう。（ジュースにする場合は、ミキサーではなく、低速で摩擦熱によって食品が劣化しない専用のジューサーがよいようです。）

朝から消化に負担のかかるタンパク質や炭水化物、脂質を食べると消化にかかるエネルギーが多くなり、排出の為のエネルギーが不足して、体内に溜まった老廃物（酸性物質）は、身体の中では、毒素と認識され、排出できない時は、脂肪細胞の中に溜め込んでしまうのだそうです。

そんなわけで、朝は、食事をしないか、食べるのであれば、新鮮な果物や野菜（ジュース）がベストとなります。

この時間帯に排出に使えるエネルギーが身体に充分あれば、自然な身体のサイクルに従って、脂肪細胞のなかにしまい込まれた老廃物が輩出され、本来の身体の働きで自然な体重（理想体重）になって行くのです。

自然なダイエット＝永久減量のルールは、朝は、消化に負担のかからない食品を食べること。
ベストは食べないこと。

Ｒｅｐｏｒｔｅｄ　Ｂｙ　Ｐｅｔｅｒ　ＭｃＣａｌｌｕｍ