2007年8月10日金曜日

万病の原因は「活性酸素」

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万病の原因「活性酸素」とは

「活性酸素」という言葉は、すっかりおなじみの言葉となりました。テレビや雑誌の健康のテーマでは必ず出てきます。

病気の90%(万病)の原因がこの「活性酸素」だといわれています。
「活性酸素は万病の原因」という意味は、普通の酸素と異なり「活性酸素は遺伝子(DNA)を酸化する作用が非常に活発なため、遺伝子に傷をつけ正常なアミノ酸を作れない細胞ができ、病気の原因を作る。」という意味です。

私たちは、生きて行くためには酸素がなくてはなりません。酸素を体内に取り入れて食べたものを燃焼させてエネルギーを作り出します。(ミトコンドリアというエネルギー工場)この時に酸素は水素と結合して水になるのですが、約2%の一部の酸素は水素と結合しないで普通の酸素より酸化力の非常に強い「活性酸素」になります。

その他紫外線、電磁波を浴びたり、食品添加物等の摂取、ストレスを受けたとき、喫煙、激しいスポーツをしたときなどに発生します。

最も多く発生するのは腸内に棲む腸内細菌のバランスが崩れ胃腸内異常発酵が起きた時、有害物質が発生し、その結果活性酸素が大量に発生するといわれています。(ストレス受けて交感神経が緊張すると、防衛反応によって血管が収縮して血流が悪くなります。反対に緊張が解けると、滞っていた血流が一度に流れる時に活性酸素が発生すると考えられています。)

体内には「活性酸素」を消去してくれる酵素(抗酸化酵素)が備わっています。SOD(スーパーオキサイド・ディムスターゼ)、カタラーゼ、グルタチオン・ペルオキシターゼ・・など。

しかし年齢が進むとこれらの酵素の産生が少なくなりうまく処理できなくなって病気になります。病気だけではなく、シミ、シワなどなど美容に関しても活性酸素は影響を及ぼします。

残念なことに抗酸化酵素は、体内でしか産生できないのです。しかしある種の食材が体内で抗酸化物質を生み出す元になる食品であることが分かっています。

一例を挙げると、緑黄食野菜やワインのポリフェノール、お茶のカテキン、カロチン(ファイトケミカル類)、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、等、抗酸化作用となる物質を体外からなるべく多く摂取することが病気や老化を防ぐ方法です。

ウオ―キング(30分くらい)などの軽い有酸素運動であれば、活性酸素の発生を抑えられることがわかっています。

Reported By Peter McCallum

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