2007年7月4日水曜日

大根の栄養素

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大根とは、

ビタミンA・B群・C・E、カリウム・カルシウム・鉄のほか消化酵素のジアスターゼや,辛味成分のイソチオシアネートなども栄養素として含まれている。

(ジアスターゼはデンプンの消化酵素で加熱すると作用が失われてしまいます。)

(辛みはアリルイソチオシアネートというからし油の成分。胃液の分泌を促し、腸の働きを整え、痰をきる効果があります。)

アブラナ科の野菜のことで日本へは奈良時代に中国から伝わりました。
抗ガン作用、消化促進、免疫力の向上、整腸作用、貧血の予防など様々な効果が期待できる野菜です。根の部分は淡色野菜で葉の部分は緑黄色野菜です。


根にはビタミンC、葉にはAが豊富

栄養素としては、豊富なビタミンCが特徴です。
ただし、根の部分のCの 分布は平均しておらず、表面の皮のほうが中心部より2倍も多く含んでいます。ですから 、なるべく皮はむかず、きれいに洗って皮ごと食べたほうが、栄養価が高いわけです。

そ れ以上に見逃せないのが、葉の部分の栄養です。ビタミンCも根より葉のほうがずっと多 く含,まれているほか、根にはないビタミンA(カロチン)も、葉には多く含まれていま す。さらに、葉の部分には、ビタミンB1、B2、ニコチン酸、カルシウム、ナトリウム、 リン、鉄などの諸成分を含み、まさに滋養豊富。

こんな貴重な部分をむざむざと切って捨 ててしまうのは、もったいないかぎりです。

大根の葉は、新鮮なうちに細かく刻んで炒めたり、薄味で煮たり、菜飯(なめし)や汁の実に使えます。大根の炒め煮で余った葉っぱも、残らず食べましょう。

塩でもんで下茹ですることで青臭さを取り除き、しゃきしゃきとした歯ざわりを残して調理することができるのです。

大根葉をそのまま煮たり、炒めたりしたものは青臭く、火を通すとグニャっとなってあまりおいしくありません。一手間かけておいしくいただきましょう。

熱をかけると酵素成分の活性なくなります。しかし、大根の「葉」は、生のサラダとしては、なかなか筋が固くて食べにくく、食感はいまいちですね。専用のジューサーにかけて・・・さて?


Reported By Peter McCallum

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