2007年2月15日木曜日

健康はエネルギーだ!

日本リンパマッサージ協会

オオルトBB株式会社

                  健康はエネルギーである!

米国の海岸警備隊に勤務する研修医のセミナーで担当の医師は、医学部で8年の研究をし、病院でのインターンを重ね、数年間開業医として経験を積んだうえで、「ただの一度たりとも健康という言葉の定義を聞いたことはない」と断言した。医師はもともと病気の専門家である。ありとあらゆる病気の定義をもっている。しかし、健康のことともなれば、ほとんどは回答不能に陥ってしまうだろう。ほとんどの人は健康を「病気ではない状態」と定義している。しかしそれは、「馬は象ではない」というようなものだ。うまについては何も知ることにはならない。

ここで、健康という言葉をきちんと定義しておくことにしよう!健康とはエネルギーである。それだけのことだ。自分の生活を送り、夢を追い求め、仕事をし、遊び、愛し、奉仕をする無限のエネルギーをもっていれば、それで健康である。疲れたり、病気だったり、やつれていたりしていれば、健康とは言えない。 

この考えは多くの人に衝撃を与える。多くの人は病気の兆候がないため、自分のことを健康だと思っている。しかし、いざ生活を振り返ってみると、自分には今話しているような活力がないということに気がつくからだ。無限の健康の二つの原則と四つの鍵二つの原則

1. 使わなければ、なくなる。
2. 身体に入れるものはすべて、同化させるか、排除させるか、どちらかしかなければならない。

自分のエネルギーを高めるためには、有酸素運動をし、筋肉の力を高め、排泄に使うエネルギー負荷を下げることだ。四つの鍵

1. 有酸素運動で酸素吸収能力を高める。
2. 過剰負荷をかけることによって筋力を強める。
3. 最高の栄養を摂る。
4. 毒を避ける。

最も重要な栄養素とは?身体が必要としている最も大切な栄養素とは何だろうか。ビタミンやミネラルだと言う人もいれば、タンパク質だと言う人もいる。これらのものももちろん大切ではあるが、エネルギーや生存のために身体が必要としているものの中では、順位が低い。もし「栄養」が身体が健康になるために必要なものを意味しているのであれば、最も大切な栄養素は「酸素」だと言わざるを得ないだろう。

二番目に重要な栄養素はもちろん水である。新鮮な空気ときれいな水を自分の身体にあたえることは、ほかのどのことよりも大切である。体内で最も多い液体は血液じゃない!心臓と血液を中心に展開されている健康の話は多い。しかし、体内で大量にある液体は、血液ではない。最も多いのはリンパ液;である。リンパ液の量は血液の二倍以上である。! 

では、この大量のリンパ液は、どんな役割をはたしているのだろうか。リンパ液は身体の全細胞を囲んでいる。血液によて運ばれる栄養素は、リンパ液に転送される。それから、各細胞は、リンパ液からその栄養素を吸収する。個々の細胞は受け取った栄養素を新陳代謝して、老廃物を生み出し、リンパ液の中に戻される。 ここで問題が発生する。もしリンパがきちんと清掃されていなければ、これらの老廃物が積み重なって、流れないトイレのようになる。トイレが一週間も流れなかったらどうなるだろうか。大変な状態である。

それと同じように、老廃物がリンパ中に蓄積されると、栄養素はよどんだリンパに止まり、もはや細胞に届かなくなる。そして、個々の細胞は栄養失調に苦しみ始め、老廃物によって毒される。面白い事実に、ガン患者の死因の50%以上は、悪液質という細胞レベルの栄養失調になっている。

逆に、細胞にきちんと栄養素を与え、その老廃物を適切に取り除けば、その細胞は永遠に生き続けることは実験で証明されている。永遠にだ! 健全な環境におかれた細胞は決して死ぬことはない。

健康な人の場合は、このリンパ液がリンパ腺にはこばれ、そこで、有害物質は、身体から簡単に取り除ける形に分解される。問題は、血液と違って、リンパ液を動かすポンプがないということだ。身体をうごかす以外に、このリンパ液を運ぶ手段はない。リンパ液を最も効率的に浄化する方法は深呼吸である。一日に三回、五分~十分程度の深呼吸をすることでリンパ液は完全に浄化される。これができない人は、定期的にリンパマッサージ(リンファティック・セラピー)によって、やや強制的にリンパ液を押し流す方法もある。又、小型トランポリンの上で跳ねることでも可能。

エネルギーを望むなら、水を飲め。水分含有量の多い食べ物(新鮮な果物、野菜、フレッシュジュース、水)である。コーヒーも紅茶のアルコールも水ではない。これらは身体を毒し、水分を奪ってしまう。妊婦がコーヒーを毎日ニ、三杯飲むだけで流産の確立がニ倍になる。カフェインによって引き起こされる健康問題のリストは長く、際立っている。カフェインの致死量はたったの十グラムである(コーヒー五十杯~二百杯分のカフェインである。)

1993年.シーグフリード・ヘイデンは『Coffee and Cardiovascular Disease(コーヒーと心臓病)』の中で、カフェインは、「心筋梗塞、不整脈、高血圧、高脂肪血症、痛風、不安、その他の心臓病、さまざまなガン、奇形児、骨粗しょう症などの病気」に関連していることを指摘している。アルコールは、肝臓を壊し、判断力を損ない、交通事故で罪の無い人々を殺し、家庭環境を破壊してしまう社会悪の根源である。アルコールは、完全なる発ガン物質である。それは、肝臓病、心臓病、膵臓病、の原因になり、奇形児の出産や流産の原因にもなる。アルコールは水ではない。健康のためになったためしもないし、これからもない。米国におけるアルコール中毒の経済損失は、1992年で概算1,480億ドルであり、概算980億ドルの麻薬中毒のコストをはるかにしのいでいる。

ソーダ水(炭酸飲料)も水ではない。砂糖の含有量が高いため、その酸性を中和させるためにより多くの水が必要になる。炭酸飲料を一日中飲んでいても、喉の渇きがいやされないのは無理もない。牛乳もまた水ではない。牛乳は、腸を粘液の膜で覆い、身体が必要としている重要な栄養素の吸収を妨げる。乳製品は、ほとんどのアレルギーにも関係している。毎日牛乳を数杯飲む人は、まったく飲まない人よりも、高いカルシウム欠乏症を示している。乳製品をたくさん摂る生活様式は、動脈硬化、心臓病、脳卒中、卵巣ガン、乳ガン、前立腺ガンの原因にもなる。

水がほしいなら、答えは簡単だ。水を飲み、新鮮な果物と野菜を食べることだ。そうすれば、夢を実現するのに必要なエネルギーが簡単に得られるのである。喉の渇きは、どれだけ水分を必要としているかを計る上で、まったく当てにならない。その理由は簡単だ。我々の先祖は水(平原や森、山に住んでいた場合、最も簡単に食べられるものは何だろうか。果物である。木から取って、そのまま食べられる。しかもおいしい。見た目にも魅力的で、目に止まりやすい。果物はほとんど水でできている。次に見つけやすい食べ物は野菜と草である。これらもやはりほとんど水でできている。果物や野菜を噛めば、口の中で水になるのだ。)を食べていたからである!

穀物、ナッツ、種類、肉にはほとんど水が含まれていない。乳製品は、基本的に、農業革命まではなかったものである。あったとしても全乳だけで、チーズやアイスクリームなどの凝縮脂肪は存在しなかった。     

 Reported by Peter McCallum

0 件のコメント: