2007年11月20日火曜日

葉酸不足でうつが多めに!

  
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2007年11月17日(土)08時16分  報道された。

葉酸不足でうつが多めに
食習慣調査で関連判明


 野菜や果物などに含まれる葉酸の摂取量が少ないほど、うつ症状の人が多い傾向にあることを、村上健太郎東京大医学部助教と溝上哲也国立国際医療センター研究所部長らが調査で見つけた。

 日常の食事が精神的な健康にかかわっていることを示す研究。関連は欧米では報告されていたが、日本人のデータは初めてという。(国際栄養学雑誌に近く発表される。)


<研究の方法>
 研究グループは昨年、福岡県の20代から60代の517人(男性309人、女性208人)に、過去1カ月間に食べたものを詳しく聞き、各栄養成分の摂取量を算出した。同時に別の質問でうつ症状があるかどうかを調べ、摂取した各栄養素との関連を探った。

 その結果、葉酸の摂取が少ない人ほどうつ症状の割合が高かった。摂取が多い人では、少ない人よりうつ症状が半減していた。この傾向は女性でもうかがえたが、男性でよりはっきりしていた。


葉酸とは、

葉酸(ようさん)はビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。<プテリジンにパラアミノ安息香酸とグルタミン酸が結合した構造を持つ。>1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見された。

ホウレンソウの葉はラテン語で folium と呼ばれることから葉酸 (folic acid) と名付けられた。葉酸は体内で還元を受け、ジヒドロ葉酸を経てテトラヒドロ葉酸に変換された後に補酵素としてはたらく。(Wikipedia)


(補足)
葉酸はビタミンCと同じく、ビタミンの一種です。もともとは、サルの貧血を改善する栄養素として発見された為に、Monkey(モンキー)の頭文字をとって、ビタミンMと呼ばれていました。その後、野菜などの葉部に多く含まれる事がわかり、「葉酸」と呼ばれるようになったのです

何に多く含まれているか?

ほうれん草、ブロッコリー、にんじん、キャベツ、さつまいも、大豆、いちご、その他

<葉酸はどのくらい含まれている?>
(食品100g当たり)
食品名 葉酸の含有量(μg)
●鳥レバー 1,300
●牛レバー 1,000    摂取の上限値は1,000μgまでは、問題が無いようです。
●豚レバー 810      < ** レバー類は、含有量が多いので控え目に!** >
●ひよこ豆 350
●なば菜 340
●えだまめ 320
●からし菜 310
●ささげ 300
●そらまめ 260
●みずかけ菜 240
●モロヘイヤ 250
●大豆 230
●ほうれん草 210
●ブロッコリー 210
●グリーンアスパラガス 190
●春菊 190
●たか菜 180
●たらのめ 160
●だいこんの葉 140
●納豆 120
●ライチー 100
●いちご 90
●パッションフルーツ 86
●アボガド 84
●マンゴー 84
(五訂 食品成分表より)

理想的な葉酸摂取量は成人男女で200μg、また妊娠を計画している人や妊娠の可能性がある女性では1日400μgにもなります。葉酸をたくさん含む食品を料理に取り入れ、少しでも多くの葉酸を摂取するよう心がけていきましょう。


<葉酸はビタミンB群の仲間です。>

ビタミンB群とは、葉酸を含んだ以下の8種類の栄養素グループの総称です。

ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
パントテン酸
ビタミンB6
ビオチン
葉酸
ビタミンB12

これらの栄養素は、それぞれが助け合いながら働いています。その為、「葉酸」だけを摂るより、全てのビタミンB群をバランスよく摂ることが必要です。

【葉酸の効能】
葉酸は、神経管閉鎖障害の予防をします。
(神経管閉鎖障害は、赤ちゃんの中枢神経系の元(神経管)が上手く作れない症状です。)

貧血の予防を、葉酸が助けます。
(貧血といえば、「鉄分」が必要と思われる方が多いと思いますが、実は赤血球を作る為には、「葉酸」と「ビタミン12」が必要不可欠なのです。)

葉酸は、動脈硬化を予防をします。
(葉酸が不足すると、ホモシステインという物質が増えます。)

葉酸は、細胞の生成を助けます。
(DNAの生成を助けたり、活性酸素の影響などで「正しく作れなかったDNAを修復する役目を葉酸が担っています。)


** おまけ **

学術研究者達が発起人となって立ち上がった「葉酸と母子の健康を考える会」は、知識向上や、摂取を促すために葉酸の日を設定しました。


Reported By Peter McCallum

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