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アラキドン酸と脳の活性
アラキドン酸は脳の働きに重要な役割をもっています。
アラキドン酸は必須不飽和脂肪酸に分類され、体内でリノール酸から産生されますがごく微量であり、老化と共に産生される量が減少します。
アラキドン酸を含む食品には次のものがあります。
<可食部・100gあたり>
豚レバー 300mg
牛レバー 170mg
鶏卵全卵 150mg
鶏もも(皮付き) 780mg
母乳
歳をとったからと言って肉類を敬遠するのは、考えなおす必要があります。
摂りすぎに注意が必要です。酸化しやすいので、緑黄色野菜と一緒に摂りましょう。
海外の研究では、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性の疾患、糖尿病の人の細胞内のアラキドン酸の量が減っていることがわかり、アラキドン酸含有の油脂を摂取すると、有意に改善されることが判明しました。
アラキドン酸(ARA)と共に摂取したいのは、ドコサヘキサン酸(DHA)です。
かつて、日本の子供が欧米の子供より知能指数が高いのは、魚をたくさん食べていたことが理由のひとつといわれていました。(現在は、食生活の欧米化でそうでもなくなった?)
皮肉なことに、すしをはじめ伝統的な日本食の良さが近年欧米で認知されています。
参考WEBサイト(サントリー健康情報レポート)
http://health.suntory.co.jp/basiccourse/ara/03/
<サプリメント大辞典からの引用>
ARA(アラキドン酸)とは?ARAは、細胞膜を作っているリン脂質を構成する脂肪酸の一種。DHA(ドコサヘキサエン酸)と同様に、脳、皮質、血液など人の体内に存在します。特に脳に関係し、脳細胞を作ることはもちろん、学習、記憶能力、認知応答力を高める役割を果たします。
人の母乳にも含まれ、乳児の発育に欠かせません。身近なところでは、鶏卵や肉、魚にも含まれています。さらに最近、ARAには、気分や意欲を高める働きが認められるため、ARAの摂取によって落ち込みがちな気分の改善も期待できます。(アラキドン酸がエタノールアミンと結合して出来るアンアアンダマイドという物質による・・・不安感、恐れの軽減、至福感、多幸感を感じる)
Reported By Peter McCallum
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